タレント西村知美　さくららん珈琲strong

深煎り
原産国：　コロンビア・ブラジル他

こんにちは、西村知美です。

子供のころは家でコーヒーを飲むことはありませんでした。というのも私の家では子供はコーヒーとお茶漬けが禁止だったからです。また、東京の高校に入るため上京してからもコーヒーを自分から飲むことはありませんでした。あの苦い感じが好きではなかったので、もっぱら炭酸飲料とか栄養ドリンクを飲んでいました。

コーヒーを飲み始めたきっかけは、２０代後半に、ある女優さんの別荘にお邪魔した際に、コーヒー豆をそこで煎ってくださり、部屋中に広がったコーヒーの香りがとても良くて、それ以来飲むようになりました。アルツハイマー予防に良いと聞いてからは毎日飲んでいます。

私は、コーヒーの酸味が苦手なので、酸味がない濃いめのコーヒーをミルクで割ったり、お菓子などと一緒に楽しんでいます。ブラックでも飲むこともありますが、苦味が強いものは苦手なので、ほどほどの苦味と香り高いものが好きです。

以前、おともだちとコーヒーの表面に絵を描くラテアートのお教室に行ったことがありまして、色んな模様や絵を描いたのがとても楽しかったです。家ではミルクを泡立てるのがうまくできなくて、コーヒーでは出来ないのですがマヨネーズやソースなどの料理に応用して楽しんでいます。

そういえば、結婚前に本場のイタリアやフランスでコーヒーを飲んだ時に、そのあまりに濃くて苦い味にとても驚きました。砂糖をたくさん（３杯ぐらい）入れて飲んでもあまり変わらなくて、日本ものとの違いを感じました。コーヒーをあまり飲まない時でもあったので大変びっくりしました。

また、２００６年にアラスカへオーロラを見に行った時に飲んだコーヒーも忘れられません。深夜、オーロラの出現を待つ待機場所の室内がとても寒く震えていたのですが、そこでいれて頂いたコーヒーがとても心に残っています。ただのコーヒーなのですが、なにかに救われたような感覚でした。

コーヒーは思い出の一つにもなっているんですね。

２０１６年の今年、芸能生活３０周年をむかえるのですが、何か記念になるものを作りたいと思いました。そして、思いついたのが、以前、主人が作ったオリジナルコーヒーというものを私も作ってみたいと思いマイコーヒーさんにお願いしました。

コーヒーの味は深煎りでスイーツと良く合うものを探しました。抹茶の苦味と和菓子が良く合うように、コーヒーの苦味と和のお菓子が良く合うものも探しました。そして、実際の試飲も最中を頂きながら色んな味を試しました。

試飲をしていくと、深煎りのコーヒーでも香りや味の違いが結構あるのに驚きました。いつもはミルクなどを最初に入れてカフェオレで飲むことが多いので、あまりコーヒー自体の味や香りを気にしていませんでした。

最終的に和菓子や牛乳と相性が良く、私の好みに合った味を探すことが出来ました。ブラックで飲むと苦味が強いのですが、私の好みの苦味です。

芸能生活３０周年記念のコーヒーにふさわしいものが出来たと思います。

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