神戸女学院大学文学部総合文化学科在学中から、タレントとして活動。毎日放送ラジオ、ラジオ関西などでレギュラー番組をもつ。スポーツニッポン新聞関西版でレギュラーコラムを1年間連載。卒業後、スポーツニッポン新聞社大阪本社で文化部記者に。ミック・ジャガー初来日での単独インタビューに成功し、編集局長賞を受賞。その後、FM802入社。編成部に配属され、開局時の広報・宣伝のプロデュースを手がける。1992年に上京、独立し、人物インタビュー、ルポルタージュ、エッセイ、コラムなど、雑誌、新聞、ウェブ媒体など多方面で執筆。
中深煎り
原産国: コロンビア・タンザニア他
こんにちは、森綾です。
書くという仕事柄、執筆中や打ち合わせの時など、コーヒーを飲む機会は多いのですが、基本的に朝からずっとコーヒーを飲んでいます。
子供のころ、母がコーヒー好きでいつもコーヒーを家で淹れていました。当時はまだ珍しいサイフォンやネルドリップを使っていて家中コーヒーの香りで満たされた空間で育った私は自然とコーヒー好きになったのだと思います。「コーヒー飲む?」が母の口癖です。
一時期インスタントコーヒーに変えたことがあったのですが、香りも味もだいぶ違っていたらしく、すぐに以前のコーヒースタイルに戻りました。やはりコーヒーの香りはとても大事だったのだと思います。私はというとコーヒーにお砂糖をいれて飲んでいたせいか、あるいは思春期の微妙な時期のせいか、体重が気になりはじめ高校生ぐらいからブラック一筋で現在にいたります。
普段の生活パターンは、朝、豆を挽いてペーパードリップで淹れています。少し薄めにいれてマグカップで1〜2杯飲みます。今は、表参道や高輪のお気に入りのコーヒー豆屋さんで買って来たものを飲んでいます。もちろん仕事中も、家であったり、お店であったり、コーヒーは手放せません。
あと、割とよく仮眠をとるので、その前にコーヒーを飲むとなぜかすっきり目覚めることが出来ます。ほんの短い時間なので、コーヒーのカフェインが効いてくる頃と起きるタイミングとが合っていて、とても心地いいんです。
珍しい体験といえば、以前、とても貴重なコーヒー豆を手に入れたことがあました。凄く美味しかったので、「これは、おともだちにも飲んでもらいたい!」と思いホームパーティーを開いたことがありました。自分だけでなくお友達ともシェアしたいと思えるほど素敵な味でした。
本日は飲み比べによる、ある意味プロデュース的なこともして頂けるとのことで、どのような感じになるか楽しみでした。単に味を評価するのではなくテーマを決めて、そのテーマにふさわしい味を探すということで、とても興味深いと思いました。
執筆と共に歌もライフワークとしてやっている私が決めたテーマは、ズバリ!「JAZZと一緒に味わうコーヒー」です。JAZZを聞きながらゆったりくつろげる、そんなコーヒーの味を探してみました。
JAZZと言えば、お酒の他には、コーヒーとタバコの香りがよく合うと思うんですが、私はタバコを吸わないのでコーヒーの味と香りがJAZZのサウンドをより気持ちいいものにしてくれるものを探してみました。
試飲は、以前ワインの取材などで得たテイスティングの知識と要領で、香りや味の広がり方などをじっくりと味わいながら色々試しました。
そして最終的決めた味は、香りは甘く、味はほろ苦い飲みやすいテイスト。
「Sweet After Bitter」 JAZZの心地よい音と、甘い香りと、ほろ苦い味の、コラボレーション。のような・・・
「コーヒーのもつ見た目や温かい空気感を含めた五感を同時に刺激する素敵な1杯。」そんな感じですかね。
マスターから一言:
様々なコーヒーを体験されている森さんは香り重視で軽めの味が好みだそうです。香りをじっくりと感じながら芯が通った味を選ばれました。
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