Mayan Cafe
剪画(せんが)作家 小野寺マヤノ
剪画(せんが)作家。剪画アート&スペース主宰。
ニューヨークでデザインの大学院を卒業後、現地の日系企業にてエディトリアルデザイン、ウェブデザインなどの仕事に従事する。10年間滞在の後、帰国。
2005年に剪画(切り絵)専門ギャラリーである「剪画アート&スペース」を東京都葛飾区にオープン。制作のかたわら、剪画作家からの作品を募り、年間に5〜6回のテーマ展示を行 っている。この10年間に48回の作品展を開催。
同時に剪画教室を開き、後進の育成にも力を入れている。その他、剪画用品や教材の開発も行っており、熱で接着する剪画専用の和紙等を販売。
中煎り
原産国: コロンビア・ガテマラ
こんにちは。小野寺マヤノと申します。
実はコーヒーはあんまり得意ではないんです。仕事の休憩などはコーヒータイムよりは、むしろティータイムの方が多いです。紅茶やお茶はガブガブ飲めるので、休憩はもっぱらお茶類です。
コーヒーは飲めない訳ではないのですが、苦味が苦手なので家ではあまり飲みません。ただ、外出した時にはミルクいっぱいのラテなどを飲む事があります。リフレッシュになりますね。
スターバックスがまだ普及していない頃にニューヨークに住んでいた事があって、当時よく屋台で買っていたベーグルとコーヒーが印象に残っています。コーヒーの味はアメリカンで薄く、日本のコーヒー好きの人にとっては許せないような味だと思うのですが、私はわりと好きで通勤途中に毎日買っていました。その頃の味が私のコーヒーの基本になっています。味の濃い、苦味のあるものは今でも苦手ですね。
もうひとつ印象に残っているコーヒーのエピソードは、旅行中、インドのポンディシェリーという町で飲んだ時のものです。インド各地ではよく道端の屋台で入れたチャイを飲むのですが、ポンディシェリーではコーヒーを飲んでいました。コーヒーにチャイのようにたっぷりお砂糖を入れて飲むんです。インドでコーヒーを飲んだのはその時だけだったので、印象的だったのでしょうね。普段私は砂糖を入れないのですが、暑い国で飲む甘い飲み物は、とてもおいしかったです。
今日はコーヒーの試飲をするということで、気に入ったコーヒーがあるのか?という前に、コーヒーの味がわかるのか?という不安がありました。が、実際に飲み比べてみると、コーヒーにもいろんな味があることがわかりました。
いつも飲んでいる紅茶やお茶のように、仕事の合間に気軽に飲める味…というのが今回の私のテーマです。苦味をダイレクトに感じないマイルドなもの、ニューヨークで飲んでいたような飲みやすい味を探しました。
いくつか試飲してピンと来たのは、香りが良く、苦味が弱く、すんなりと飲めるものでした。酸味の程度はよくわからなかったのですが、全体的に軽い味わいのものに好感を持ちました。
これなら仕事中のほっと一息つくような時に飲めそうです。
マスターから一言:
コーヒーについては苦手意識があったようですが、色々と試すうちに自分にもあった味があると気付いて頂けたようでした。ご家族の方がコーヒー好きでコーヒーの香りは大好きとのことなので、自分の好きな味の発見はとてもいい体験をして頂けたと思います。有難うございました。
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