やさしいコーヒー
陶芸作家 シマムラヒカリ
東京都品川区生まれ在住。
なんでも手作りする(鳥籠、神棚、ポパイのパイプ、心太製造器…)父親の影響を受け育つ。
グラフィックデザインと陶芸を学び、インハウスデザイナーを経て陶作家に。
品川区戸越銀座に陶工房「ピカスタヂオ」開設。
大人が可愛いと思えるような静かであたたかい作品を展開中。
創作活動とともに大人のためのワークショップを開催
中煎り
原産国:コロンビア・ガテマラ
こんにちは、シマムラヒカリです。
コーヒーはいつも近所の専門店で買っています。お店の人に聞きながら、おススメの物や好きなモカ系のものを楽しんでいます。ドリッパーで淹れるコーヒーはやはり美味しいです。飲み方の基本はブラックで酸味や苦味も あまり強くないものが好みです。
コーヒーを飲み始めたきっかけは、高校生のころ、コーヒーが好きな父親の付き合いで飲み始めました。コーヒー豆を挽く手伝いもよくしました。その時はブラックではなくミルクを入れて飲んでいました。
いつからかブラックで飲むようになりました。じっくりとコーヒーの香りと飲んだ後の余韻を楽しむのが好きです。
以前、ふらっと入ったカフェで飲んだ水出しコーヒーの味が忘れられません。お店に入った時にメニューに「おすすめ」と書いてあったので注文したら「今日は売り切れです。すいません。」と言われ残念に思っていたところ、少しだけマスターの手元に残っていたものをわけて頂きました。 その味がトロっとしていて、後味が優しくてとても印象に残っています。
コーヒーのお話の次はいよいよ試飲です。コーヒーの味に関してはくわしくないので、どんな感じになるか楽しみでした。試飲にあたって設定したテーマは、「優しい気持ちになれる味」と決めました。味そのものも大事ですが、香りも同じように重要です。
まずは甘い香りがする、苦味がほとんどないものから試しました。ほのかな酸味もあります。柔らかな味でとてもいい感じです。少し軽いかな?
その後、濃さは同じぐらいですが、香りや味わいが違うものをいくつか試しました。どれも単純においしい。(笑)どれも角がないやさしい味です。
いままで何も気にせずにコーヒーを楽しんでいましたが、今日の試飲では、口の中に入る前の香りや味の中に隠れている苦みや酸味を感じながら味わいました。新しい発見がたくさんあってとても楽しいです。
最終的に決めたのは、香りが一番気に入って、味もしっかりとしたもの。苦みや酸味は多くないですが、それがまた、テーマである優しい気持ちにさせてくれます。 いろんな発見があった楽しい飲み比べでした。
マスターから一言:
じっくりと香りを感じながらの試飲でした。途中で部屋を出て鼻をリセットしたりしながら、優しい気持ちになれる味を探して頂きました。ありがとうございました。
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