BLUE ROSE
プロフィギュアスケーター 西田美和
8歳からスケートを始め、全日本選手権や国体に出場する。
大学卒業後、プロに転向し「プリンスアイスワールド」に所属。
以来、プロとしてアイスショーなどに出演する傍ら、インストラクターや大学のコーチとして活動する。
近年は、テレビCMや映画「COACH コーチ 40歳のフィギュアスケーター 」(2010年)に主演するなど多方面で活躍している。
深煎り
原産国:コロンビア・メキシコ他
こんにちは、西田美和です。
コーヒーは毎朝必ず飲みます。朝はバタバタして忙しいことが多いのでのインスタントで済ませることがよくありますが、じっくりと味わいたいときはお気に入りのフレーバーコーヒーを頂きます。フレーバーコーヒーはハワイなど海外に行った時に必ず買って帰ります。味も好きなのですが甘い香りでも癒されますね
コーヒーを飲むきっかけとなったのは18歳のときに短期スケート留学で、サンフランシスコのクリスティーヤマグチさんの家にホームステイさせて頂いた時でした。クリスティーのママが早朝練習に行く私に眠気覚ましにとコーヒーを毎日入れてくれたのがきっかけでした。その中にフレーバーコーヒーも含まれていました。それ以来スーパーなどに行くとふつうのコーヒーだけでなく、フレーバーコーヒーをもチェックしています。当時は日本でもめずらしいラズベリーの香りのフレーバーコーヒーを飲んで大変気に入った記憶があります。
10代の若いころ品川のスケートリンクがメインの練習場だったのですが、すぐ近くに素敵な喫茶店があったんです。当時品川スケートリンクには佐野稔さんをはじめ有名なスケート選手達が練習をしており、みなさん休憩というと、その喫茶店でコーヒーを飲んでいました。なんかとてもみなさんが大人に感じて「私も大人になったら連れていってもらえるかな?」と思ったものでした。まだコーヒーがちょっと大人の飲み物で身近ではなかった思い出です。
大学時代もお茶ノ水がキャンパスだったので周辺の喫茶店によく行きました。個性的なお店がたくさんあってよくお世話になりました。いまでも営業しているお店がいくつかあるのでとてもうれしいです。
現在のコーヒーの付き合い方は基本的にいつでもどこでもという感じです。特にスケートリンクはとても寒いので温かいコーヒーは必需品です。練習や子供達のレッスン中の休憩時間は短いのでサッと飲めるコーヒーはいいですね。ポットに入れてスケートリンクに持ってこられる方もいらっしゃいます。
いまマスターとコーヒーのお話をしながら改めて思ったのですが、コーヒーは飲んだ後、「これからもうゆっくりしたい」と気持ちが緩むものと、飲んだ後、「さぁこれからがんばるぞ」というものがあると思ったのです。
本日は試飲があるというので、後者のほう、これを飲んだら「さぁがんばるぞ」という気持ちになれる味や香りのものが出来たらいいなと思いました。基本的に深煎りのものが好きなので、味でも香りでも、シャキっとするような味を目指しました。
試飲はベースとなりそうな味を色々試してみました。香りのいいものからシャープな味のものまで、自分の好みと相談しながら味を吟味していきました。そしてさらに、それぞれのいいところを取り入れようと、今試した様々なものを様々な割合でブレンドしてみました。
最終的には3種類の味をブレンドする形になりました。それぞれがブレンドしてあるものなのでかなり複雑なものになったようですが(詳しくは知らない)しっかりとした苦味と香りの良さがうまくマッチしてかなり気にいったものが出来ました。
マスターいわく、しっかりとした苦味があるので、ブラックでもミルクを入れてもアイスでも、なんでもいけるとのことでした。
気がつけば、味の違いがわからなくなるぐらいたくさん飲み比べたので満足がいくものができたと思います。
スケートの練習やレッスンの合間などに飲んでもらいたいですね。
マスターから一言:
気が付いたら10杯以上の試飲をされました。「う〜ん」と悩みながらもメモを取りながら真剣に取り組んで頂きました。味の色んな組み合わせを楽しんで頂けて私自身も思いがけない味に出合う事が出来ました。ありがとうございました。
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