WRITER'S COFFEE
脚本家 有里川さゆり
5歳から小説を書きはじめ、大学卒業後、6年間作詞家「石坂まさを」、小説家「東西寺春秋」に師事。以後、テレビ、映画、戯曲などの脚本家として原案・原作・脚本の3本柱で活動する。
連続ドラマや舞台の脚本など、多様な作品実績などは下記参照。
深煎り
原産国: コロンビア・ブラジル他
こんにちは、有里川さゆりです。
朝起きて3杯ほどのコーヒーを仕事前に飲むのが日課です。1時間ぐらいかけて、さぁこれから仕事するぞ(脚本執筆)という気持ちまでもっていきます。少し早起きして朝日を浴びながらのコーヒーも格別ですね。
今、映画の脚本を書いているのですが、執筆中もコーヒーメーカーが机の上に置いてあり常にコーヒーを飲んでいる状態です。これに関してはもう体がコーヒーを欲するという状態ですね。日々大量にコーヒーを消費するので味を気にするというよりコスト優先でコーヒー豆を選んでいます。
少し時間があるときは、コーヒーの温度や粉の量を変えてみたりして、同じコーヒー豆でもバリエーションをつけて楽しんでいます。カップも大量に飲みたい時は大きめのマグカップで、じっくり飲みたいときはノリタケのカップで飲みます。カップでも気分や感じ方が変わるんですよね。
コーヒーを飲み始めたのは中学生の頃だと思います。親が飲んでいたものにミルクを入れて飲んでいました。本格的にブラックで飲むようになったのは留学先で飲んだコナコーヒーからです。とても幸せな気分になったんです。その時コーヒーの本当のおいしさを始めて知った気がしました。
いまでは味にこだわらず、目の前にコーヒーがあれば何でもいいかのような感じで日々コーヒーを大量に飲んでいるわけですが、ほんとうは深煎りの香りのいいものが好きです。今日はじっくりと飲み比べながらコーヒーの好みを探すことが出来るとのことで楽しみにしていました。
コーヒーに色んな味があるのはもちろんわかっているのですが、いつどんな時にどんな味が飲みたいという事はあまり考えたことがありませんでした。せっかく機会をいただけたので特別な時にと思ったのですが、どうせなら毎日飲むコーヒーがいいと思い、毎朝仕事前に気合を入れるために飲むコーヒーを作ってみようと思いました。1日3杯だけの、「これから戦うぞ!」というコーヒーです。味も深煎りの香り立ったものをイメージしました。
まずは、深煎り3種類を別々に試してベース味探しです。他にも色々あるのでしょうが、イメージ近いもを選んでそれを変化させるという方法を提案され、シャープな味わいがしてななお且つ、すっきりとした後味のものを選びました。
それをベースに香りのいいものや、味のいいものなどを別々に足して色々と試しますが、いまひとつイメージに近づきませんでした。逆にやさしい香りになってしまったりして。これでは戦えないぞという感じで・・・
最終的にはベースの深煎りに別の香りや味のバランスが違う深煎りを足すことによって全体的に締まった味に、さらにボリューム感もアップして強さが出ました。これなら、「さぁ行くぞ!」という気持ちにさせてくれます。朝の気合入れにぴったりですね。
今回、色々とブレンドして味を作るという体験はとても新鮮で今後のコーヒーライフがもっと楽しくなりそうです。
一言で感想をいうと、「コーヒー豆って自分でまぜちゃってもいいんですね。」かな?
マスターから一言:
初めから深煎りに焦点を当てて取り組みました。配合により味がイメージから離れた、近づいたという体験をして頂きながら気合の入る味を見つけて頂きました。これなら執筆活動にも気合が入りそうです。
最新情報
経歴
アメリカ合衆国ハワイ州立大学KCC修了卒業/鹿児島県立短期大学卒業
大分県出身【大分県人会インターナショナルOita Kenjinkai International Association】
日本劇作家協会会員/Japan Playwrights Association
株式会社オフィス斬・OfficeZAN所属/脚本家・演出家・作家
有里川さゆり公式ブログ
有里川さゆり公式facebook
CREA BEACH公式サイト
有里川さゆり公式Twitter
【脚本作品実績】
●原案・原作・脚本(テレビ)
『SECRET★PLAN』(2014年2月・千葉テレビ・土曜連続ドラマ)
●原案・原作・脚本(ラジオイベント)
『Mr.KING 120%童貞男の恋物語』(2013年12月・FMラジオレインボータウン79.2MHZ年末イベント公演)
●原案・原作・脚本(戯曲舞台)
『Mr.KING 王が目醒める時』(2014年2月CREA BEACH舞台公演)
●演出(戯曲舞台)
『Mr.KING 120%童貞男の恋物語』
『Mr.KING 王が目醒める時』