コーヒーとからだのおいしい話

     

からだに、そして心にもうれしいコーヒーの美味しい情報です。 

コーヒーの活性力 その1

計算能力をアップさせるコーヒーの効果

作業効率をアップさせるには、コーヒーでスッキリ

デスクワークや勉強で頭が疲れたとき、コーヒーを飲んでひと休みしたら、頭がスッキリしたという経験があると思います。 これはコーヒーに含まれるカフェインのおかげと考えられます。

実験では、1桁の数字を3つ足すという計算をし(例 7+2+5)、1分間にどれだけできるかの策定を繰り返します。 途中の休憩時間に、学生がちにカフェイン入りとカフェインレスのコーヒーを飲ませ、その後また、計算をしてもらいます。

コーヒータイム後の計算能力を比較すると、カフェイン入りのコーヒーを飲んだグループのほうが優秀でした。(図1)

カフェインが計算能力をアップさせたという結果が出たのです。

 

記憶力の実験でも好結果

京都大学大学院薬学研究科の金子周司教授らは、カフェインが記憶力に与える影響について、実験をしています。

学生にカフェイン入りとカフェインレスコーヒーを飲ませ、山の標高を覚えてもらうというものです。 

実験の結果、カフェイン入りのコーヒーを飲ませた学生のほうが、成績優秀。カフェインレスの学生には比べ5%ほど正解率がよかったのです。

仕事にしても勉強にしても、あまり根を詰めてやるよりも、コーヒーブレイクを摂ったほうが、効率がよさそうですね。

COFFEE TIME

昼寝前のコーヒーで、目覚めスッキリ

仕事や勉強の最中にどうしても我慢できなくなり、コックリコックリ。 10分か20分、ほんの少し居眠りしただけで、頭がスッキリしたという経験はありませんか? 

頭を休めるには、睡眠がいちばん。 眠気をこらえ集中力のない状態でダラダラ仕事や勉強をしても効果は上がりません。

そして、ぜひ、昼寝の友にしてほしいのが、コーヒーです。 昼寝前に飲むコーヒーが目覚めをスッキリとしたのにしてくれます。

「コーヒーを飲むと目が覚めちゃうんじゃないの?」という人も、心配は無用です。 なぜなら、コーヒーのカフェインが脳に届くのは飲んでから約30分後。 10分で眠りについて、20分眠ればちょうど起きるころにカフェインが効いてきます。 午後の会議が眠くてしょうがないという人は、「昼寝前のコーヒー」を試してみてはいかがでしょうか?

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コーヒーの活性力 その1 作業効率をアップさせるコーヒーの効果

コーヒーの活性力 その2 ほっ、と一息、コーヒーのリラックス効果