フレーバーコーヒーはレギュラーコーヒーに食品香料で香り付けしたものです。
味は美味しいコーヒーですが、バニラやキャラメルの甘~い香りがするコーヒーです。
袋を開けた瞬間からケーキ屋さんにトリップしてしまったような、そんな気分になれるコーヒーです。
しかし、砂糖はまったく入っていませんのでカロリーゼロです。
気分はコーヒータイム。でも一口飲んでみるとまったく甘くない おいしいコーヒーで、驚きと感動と幸せが一度にやってくる。
そんな奇跡のような、癒しが味わえるコーヒーです。
フレーバーコーヒーとはコーヒー豆自体に香り付けがしてあるコーヒー豆ということはお話しましたが、 アメリカで10年ほど前から流行し始めました。
バニラやキャラメル香りのコーヒーを味わうことが出来ます。 でも、甘そうで甘くない、そんな不思議な感覚を覚えます。
これはフレーバー用の香料によるものです。砂糖は入っていません。
一般的なエスプレッソ店でよく聞くフレーバーラテなどのコーヒーは香りというより味がついたシロップ、フレーバーシロップというものをガムシロップの代わりに使っています。 種類も豊富で手軽に味わえますが、甘さがありますので、甘いコーヒーは苦手という方にはお勧めできません。しかし独特の味わいで人気があります。 当店でもモナン社製のフレーバーシロップを扱っています。甘さがあるコーヒーでも大丈夫というかたは是非お試しください。
また、甘いのが苦手という方でも少しだけ入れてみてください。いつも飲んでいるコーヒーが一味違って感じられますよ。 エスプレッソなどの濃い目のコーヒーによく合います。
さて、話は戻ってフレーバーコーヒーの話しにもどりましょう。
いまお話したフレーバーシロップは多彩な味でどちらかというとお菓子的な要素が強いのに対して、フレーバーコーヒーは香り重視の要素が強いです。
(コーヒー自体の香りは薄くなります) つくり方はお店によって違い何種類かあるのですが、当店では焙煎後、豆が完全に冷え切った状態になってから香料で香り付けをします。香りの種類によって豆や香りを調整します。 豆の焼き具合は本家アメリカの主流であるダークローストではなく、ミディアムロースト(中煎り)です。
まず豆を挽いたときに香りがあたりにたちこめ、気分が少し高揚する気がします。(個人的な意見ですが・・) そして実際に飲むときにその香りとコーヒーの味が相まってさわやかな気分になります。アロマ効果というものでしょうか?普段飲んでいるコーヒーとは一味違った味に気持ちがリフレッシュする気がします。 気分転換や日常のアクセント効果に一役買っています。 私の場合、よく自宅に来る友人にフレーバーコーヒーを出します。その友人たちはフレーバーコーヒーの香りに驚き、そして顔中に「へぇー」と書かれたその笑顔を想像して楽しんでいます。
フレーバーコーヒーをいれているときからその場所は癒し空間に変わってしまうのです。