知って楽しいコーヒーの知識(1) コーヒーの品種

 

コーヒー豆はアカネ科コフィア属の常緑樹である「コーヒーノキ」の果実(コーヒーチェリー)に
含まれる種子が、コーヒー豆と呼ばれています。 主に流通しているのは、アラビカ種、
ロブスタ種、そして害虫や病気などに強いアラビカとロブスタを交配した様々な改良種です。

アラビカ種
原産地: エチオピア
生産比率: 世界総生産量の70%程度
樹高: 5~6m
栽培条件: 気温15~24度、標高450~2300mが適する。
その他、気候や雨量など条件にあった場所で栽培される。

ロブスタ種
原産地: コンゴ
樹高: 10m
生産比率: 世界総生産量の30%程度
栽培条件: 気温24~30度、低地でも栽培が可能。病害虫にも強いため栽培の管理が
しやすい。

コーヒー豆とはなにか?
コーヒーの木が順調に育てば2~3年で白い花が咲きます。たった数日間だけなのですが、
ジャスミンのような香りがします。さらに数カ月すると実がつきはじめます。最初は緑色の
実ですが熟してくると真っ赤になります。この真っ赤な実がサクランボに似ていることから
コーヒーチェリーと呼ばれています。 このコーヒーチェリーの中に入っている種がコーヒー豆です。

この種を取り出し、乾燥させ、火であぶり(焙煎)、砕いてお湯を通したものがコーヒーです。

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